セラフィムが山西省に最先端ハーフセルソーラーモジュール製造工場建設を発表

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江蘇セラフィムソーラーシステム有限公司(Jiangsu Seraphim Solar System Co., Ltd.、以下「セラフィム」)は、主として高効率のハーフセルモジュールを生産するため、山西省北部の新たなプラントを建設すると発表した。

Shanxi Lu’An Photovoltaics Technology Co. Ltdとの共同で設立した新しいプラントは、最先端の工場機械を使用し、年間1GWの超高効率モジュールを製造する。世界をリードする中国のソーラー製品メーカーであるセラフィムによると、製造されるモジュールは、標準ハーフセル、二重ガラスハーフセル、両面ハーフセルの各モジュールである。

プラントは、2019年5月初めに運用開始する。

セラフィムは、その両面製品が最新の表裏両面PVセルを組み合わせた二層ガラスを使用しており、標準的なモジュールより最高25%までクリーンな電気を生み出す。両面技術は、その均等化発電原価(LCOE)の安さが理由でソーラー市場を支配することが期待されており、セラフィムはこの急速成長中の需要に応じるため大きな進歩を示している。

セラフィムのポラリス・リー社長は「セラフィムとルーアン(Lu’An)の高度自動化施設は、国際的に展開されている最新の品質管理システムを採用しており、製造コストと管理諸経費を約50%削減することができる。われわれの最終的目標は、セラフィムのブランドをすべてのエンドユーザーにとって費用対効果があり信頼できる製品と同義語にすることである」と語った。

Lu’An Photovoltaics Technology Co. Ltd.のデン・ミン会長は「セラフィムとの提携関係は、上流と下流の供給チェーンを結ぶ国営と民間企業間の協力を画するものである」と語った。ミン会長はさらに、この協力関係が製品のパフォーマンスを改善し、販売を促進、競争力を強化する支援になると予測していると語った。

セラフィムは2011年に創設されて以来、太陽光(PV)製品の研究・開発、生産、イノベーション、販売に特化してきた。これまでに6GW以上のセラフィム製品が、世界40カ国余りで設置されている。

国営Lu’an Groupの子会社であるLu’An Photovoltaics Technology Co. Ltd.は、4.3GWのPV統合生産能力を誇る。