中国の世界クラスのソーラー製品メーカーである江蘇セラフィムソーラーシステム有限公司(Jiangsu Seraphim Solar System Co., Ltd.、以下「セラフィム」)はこのほど、世界の太陽光発電(PV)エネルギー貯蔵市場をターゲットにして、2019年向けのPLANETシリーズ製品を発表した。
具体的には、家庭用のMercury-5 PVエネルギー貯蔵システムと、産業用および商業用のJupiter-100 PVエネルギー貯蔵システムを発売した。これらはスマートフォンを使って簡単に操作できるアプリに接続できる。
セラフィムによると、Mercury-5システムは容量が5kWhで、スマートな家庭生活のために特別に設計された環境に優しく効率的で信頼性の高いPVエネルギー貯蔵システムだ。100kWhの容量を持つJupiter-100システムは柔軟に設置することができ、企業が運用と保守のコストを節約するのに役立つ。
Mercury-5 PVエネルギー貯蔵システムは、低い電気補助金、高い電気料金、頻繁な停電、グリッドアクセスの未整備などの問題に直面する家庭ユーザーに適しているとされる。自家発電電力の割合を増やすと同時にまた、電気料金を引き下げ、安定した電力供給を確保する。
Mercury-5 PVエネルギー貯蔵システムは安定した信頼性の高いWi-Fi信号を持ち、遠隔地でも通常の使用を実現させることは注目に値する。
セラフィムによると、電力使用量が多い産業および商業の企業にとってJupiter-100システムは、電力需要ピーク時のプレッシャーを減らし、大幅に収益を改善させることが可能だという。
セラフィムのポラリス・リー社長は「セラフィムは、素晴らしいユーザーエクスペリエンスを生み出し、顧客に最大の価値をもたらすことに全力で取り組んでいる。世界クラスの研究開発レベル、PV市場での長年の開発、適切な戦略の実行により、新しいPLANETシリーズ製品は市場からのすばらしい反応が得られると考えている」と述べた。
2011年に創設されたセラフィムは、短時間で大きな成果を記録し、BNEFからTier1評価、DNV GLから「トップパフォーマー」認証、世界中の要求に厳しい顧客の評価を獲得している。セラフィムは、設置ベースで40カ国以上で6GWを超え、世界の顧客に高品質の製品とプロフェッショナルなサービスを提供している。