モジュール化全自動生産ラインによりフレキシブルは生産体制を構築しており、自動化ラインに基づいた厳格な品質管理を行っています。高い稼働率と高い生産性を両立するため、セラフィムはモジュール生産プロセスを細かい工程毎に細分化(モジュール化)し、モジュール化されたそれぞれの工程について生産性を重視した関連付けによりレイアウトし、ひとつのプロセスとして統合しています。この手法により、製品の信頼性と品質を向上させ、製品製造における利便性を図ります。工場設計においては、40項目以上の生産ライン最適化に関する特許が駆使され、ヒューマンエラーの排除を徹底的に排除し、受入検査から包装までのあらゆる生産段階の精度を確保しています。また、自動化をベースにしたプロセスモニタリングにより、高いレベルでのトレーサビリティを確立しています。
セラフィムは、高いトレーサビリティによる製造と品質管理を実施しています。自社開発したERPシステムによりモジュール製品1枚1枚に使用されている全ての部材の受入品質、生産履歴、テスト結果、納入までを一元管理しています。
ERPシステムは、製品モジュール1枚毎にバーコードを付与します。このバーコードを基準に、全ての製品モジュールは、原材料サプライヤー、各工程の作業者、検査測定結果と製造日などの情報が閲覧可能です。同システムを通じて、オンラインでの閲覧も可能です。これらのデータは、サーバーで保存され、お客様に一般公開されています。セラフィムは、自社製品に対して原材料から納品までの全てを網羅したモニタリングを実現しています。また、厖大なデータベースは、今後の更なる製品開発や工程改善のために活用されています。