01. 品質の管理は工程の始まりから
セラフィムは、あらゆる原材料に対し全面的に検査を行っています。計156項目におよぶ受け入れ品質テストを行っています。これにはシングルセル変換効率、シングル引張力・EL検査測定、EVA強度テスト、ジャンクションボックスケーブル抵抗試験、フレーム安定性テストなどが含まれます。これらのテストを通じて、入荷ロットベースでの全ての材料と全ての部品がセラフィムの品質基準に適合することが保証されています。
02. 厳格な3段階EL検査測定
全てのセラフィムモジュールは、ラミネート前、ラミネート後そして包装前の三段階でELテストに合格することが出荷の前提となります。これらのテストは、欠陥製品の流出を最大限に防止すると同時に、前工程不良品の後工程への流入を防ぎ、生産コストの削減にも有効です。
03. 精度アップ性能試験機
セラフィムの製造拠点の全ての生産ラインでは、HALM太陽光製品性能試験機が配置されています。ドイツ製のH.A.L.M.試験機は、最先進な3A+クラス光源が採用されており、高精度の電力調節システムと調節が可能な光学パルス設定機能を有しています。オペレーターが相対的に短い時間で、簡単な操作で最大電力、温度係数や低照度性能のような品質管理上重要なデータを効率的に収集できます。
04. イノベーションにより信頼性の向上を図ります
セラフィムは、目視検査設備の裏に光源を設置する方式により目視検査において、セル破損、ひび割れ、欠けなどの不具合を作業者が確認しやすくしています。これにより不良品を確実に見つけリワークすることが可能になっています。また、大画面によるセルスパン検査を自動で行うことで、製品設計の技術要求事項と製品外観仕様の適合性を確認しています。これらの革新的な品質管理手段は、モジュールの外観仕様の適合性を確認すると同時に、その他の技術要求事項の保証を行うことが可能です。
05. 長期的保証のための加速度試験
セラフィムは、四半期ごとに全ての製品に対し加速度試験(サイクルテスト)を実施しています。温度、湿度、照度、漏電、耐荷重などの条件に対し、加速度試験を通じて性能への影響がセラフィムの製品品質要求の範囲内にあるかの確認を行います。この試験を通じて、会社が定める品質保証期限を満足し、異なる使用環境においても製品の信頼性を保証する体制を確立しています。